布団に入ってひと休み。

ポケモンの構築記事を書きます。

【剣盾S9使用構築】お月見兎ギャラニンフ【最終190位/R2016】

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こんにちは、ふとんです。

s9もランクマッチお疲れ様でした。

今期も滑り込みR2000を達成することができました。瞬間69位/R2050もありましたが、焦った結果ラスト3時間で崩れ成績を伸ばすことができませんでした。悔しいです。

 

シーズン終了2日前あたりまで使っていた構築に自信はあったのですが、突如運負けが大量に起こる→さすがに構築の問題か?と思い、最終日の朝数分で考えた構築ですが供養のため構築記事を残します。さら〜っとご覧になってください。

 

【コンセプト】

・試合序盤はスカーフエースバーン/威嚇ギャラドス/あくびニンフィア/チョッキジバコイルを中心にサイクルを回し、頃合いを見て崩しに行く

・初手状態異常ドラパルトで相手を疲弊させ、すなかきラムドリュウズを中心に詰めていく

 

【構築経緯】

元々はカバギャラニンフ+ゴリラ+チョッキエースバーン+珠特殊ドラパルトの並びを使っていたが、スカーフキッスに永遠に怯まされるor強運ピント急所で強引に持っていかれることや、崩しとしての特殊ドラパルトがあまり構築にあっていないこと、スカーフ悪ウーラオス入りサイクルが重すぎることが気になったので構築を練り直した。

前述の派生だが、シーズン終盤に流行っていたスカーフウーラオス+ギャラドス+ジバコイルの並びに非常に苦戦していたので、その構築を参考にスカーフとんぼがえり枠としてウーラオスの上を確実に取れ、相手にダイマ択も見せやすいエースバーンからの始動を考察した。

次に主に相手の初手エースバーンやギャラドスに受け出せ、その他物理受けの役として威嚇ギャラドスを採用。

またポリ2やキッス、アシレーヌといった特殊ポケモンや、ジェットの一貫を切る役としてチョッキジバコイルを採用。

ここまで悪ウーラオスやドラパルトに受け出し有利を取れる駒がいないので、あくびを搭載した食べ残しニンフィアを採用。

残りの2匹は崩しの役割を担って欲しかったので、まずどの構築にも比較的出しやすくそれなりの仕事をしてくれそうな襷状態異常ドラパルトを採用。構築で重めな水ウーラオスにも強い。

次にでんじは/おにび/あくび等で疲弊している相手からアドを取りつつ、ドラパ以外でパッチラゴンに対抗したかったのでラム剣舞すなかきドリュウズを採用して構築が完成。

 

最終日パッチラゴンいた...????

 

【個体紹介】

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エースバーン@こだわりスカーフ

性格:いじっぱり

特性:リベロ

技:フレアドライブ/とびひざげり/とんぼがえり/ダストシュート

調整:167(92)-176(188+)-96(4)-×-97(12)-166(212)

H:8n-1

HD:C特化トゲキッスのダイジェット93.7%耐え

S:最速サザンドラ抜き

 

おねむなエースバーン。Sも含めてスカーフウーラオストゲキッス意識の個体にしたが、副産物で相手のスカーフエースバーンの後ろからとんぼがえりを撃てたのは初手ミラーから対面有利を取りやすく、大変使いやすかった。少し耐久を振ることで火力補正なしのキッスのジェット程度なら耐え、初手ダイマされてもゴミ投げ2発で落とし切れるが実際は引かれることが多かった。それよりはアシレーヌやオーロンゲあたりにダストシュートは刺さっていた気がする。

ただドラパルトに対してはとんぼがえりしか撃てず、スカーフがバレたあとは竜舞の起点にされることも多かったのでこの枠はアイアンヘッドが最適だと思った。(ギャラドスに打点が無くなってしまう以外は)

火炎ボールではなくフレアドライブにしているのはダイマしないエースバーンは基本技を外すから。

 

 

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ギャラドス@カゴのみ

性格:わんぱく

特性:威嚇

技:たきのぼり/とびはねる/ねむる/龍の舞

調整:191(164)-145-141(236+)-×-120-115(108+)

H: 16n-1

HB: A-1陽気珠ギャラドスのダイジェット確定3発

S: 準速60族+3

 

いかつい奴。調整は前期2位のくろこさんのねむカゴギャラを参考にしていたが、Sだけミラー意識で1上げておいた。主に相手のエースバーン、ギャラドス、その他物理ポケモンに対しての受け枠として活躍したが、どこからともなくダイサンダーが飛んできたときは何度かスイッチを食べた。終盤エスバミラーで相手が初手ダイマックスしてきたときは8割ダイサンダーだったのでその場合まずジバコorドリュ引き→ギャラ引きでなんとかダイマターンを枯らすようにした。エースバーンが居座り火炎ボールなどをしてきた際は威嚇後の交代読み釣り交換を積極的に行い、相手に隙を与えないことを心がけた。ねむカゴは様々な状態異常やHPの回復手段として汎用性も高く非常に有効な場面も多かったが、威嚇ギャラに後投げした場合とびはねる麻痺を引かないと眠るがあっても勝ちにくい場面が多かったので、ミラー意識で挑発オボン型もしくはまもる搭載型でも良かった。

それ以外の考察としては、対ドラパルトにジェット/とびはねる以外の有効打がなく、竜舞等の隙を見せすぎるのもかなり弱い点だったので、ジバコにも通るじしんの採用の余地もあった。実際に水技を切ってじしん等を入れている人ともマッチしたので、この辺の煮詰めがまだまだ足りなかった。

 

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ニンフィア@食べ残し

性格:ずぶとい

特性:フェアリースキン

技:ハイパーボイス/あくび/瞑想/サイコショック

調整:193(180)-×-128(252+)-131(4)-151(4)-89(68)

H-16n+1(1/16回復最大効率)

HB-特化珠ドラパルトのダイスチル62.5%耐え

S-S4振りアーマーガア抜き

 

このパーティのアイドルポケモン。役割対象はウーラオス(すいりゅうれんだには受け出し不可)、ドラパルト、ポリゴン2(頼むから特殊)、トゲキッス(エアスラ無限怯みやめて)など。HBにほとんど割いているので並大抵の物理攻撃も不一致抜群もしくは等倍ならば一発二発耐えることができ、あくびによる相手のダイマターン枯らし、詰めとしてもよく機能した。元は鉢巻悪ウーラオスの暗黒強打を二発耐えるラインまでにHBを抑えていたが、珠ドラパルトのダイスチルで吹っ飛んでいくのが悲しかったので少しでも耐えられるようBは振り切った。このおかげでミミッキュの+2じゃれつく等も耐えることができる。

有利対面であくびを撃つことで交代先のエースバーン等を動きにくくすることができるため、しっかりと別の交代先を削ったり合間合間に瞑想を積んでいく動きを意識した。サイコショックの枠はみがわりやマジカルフレイムとの選択だったが、主にどくタイプ、ハピナスフシギバナドヒドイデ入り受けループに対する崩し枠として欲しい場面が一番多かったのでショックの採用に落ち着いた。

 

可愛いので来期も使う。

 

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ジバコイル@突撃チョッキ

性格:れいせい

特性:アナライズ

技:10万ボルト/ラスターカノン/ボルトチェンジ/徹底抗戦

調整:177(252)-×-135-194(212+)-116(44)-72

H:16n+1

HD:C特化トゲキッスのダイバーン93.7%耐え

S-60族ミラー意識で下降補正

 

一番安定して活躍した保安官(ポケダンより)。トゲキッスポリゴン2、ダイジェット1/4半減という受けの役割を持ちながら火力も高かったので、サイクル要員、ダイマ要員どちらにしても強かった。調整は前期23位のフィランドロスさんのものが良さそうだったのでほぼそのまま使った。

Sに下降補正をかけることで下からアナライズボルトチェンジをすることができたり、ポリゴン2のSラインを見極める数値として非常に役に立った。ただ、まひ状態の最速トゲキッスギャラドス、準速ウーラオスを抜けないので、実数値79で厳選してきた60族の下を取るにしても個体値を粘って実数値76あたりのものを採用すれば良かったと反省している。

対ヌオーの処理がパーティ単位で苦労したので、1番撃つ機会の少なかった10万ボルトを破壊光線にするか最後まで悩んでいたが結局そのままで終わった。

 

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ドラパルト@気合いの襷

性格:臆病

特性:クリアボディ

技:流星群/たたりめ/おにび/でんじは

調整:163-×-95-152(252)-96(4)-213(252+)

 

犯罪ドラパルト。元は特殊珠CSフルアタ型で使っていたがHDカバルドンやチョッキエースバーン等の増加に伴い前期より刺さりが悪く感じたので、初手性能も高く麻痺らせればイージーウィンも取りやすい状態異常特殊型で採用。サイクル構築は初手ダイマ崩しも結構きついので、そのストッパーとしても素晴らしい活躍をした。トゲキッスに散々上から怯まされた結果こっちも運ゲーしてやるという意志で採用したポケモン(型)だが、結局外す確率も10%以上はあるためハイリスクハイリターンではあった。

苦手な受け構築に対してもでんじは麻痺→たたりめ連打で詰めれたり、あくびで眠った相手にもたたりめのダメージが2倍入るのでニンフィアとの相性もそこそこ良かった。

襷ミラー意識ならドラゴンアローを採用したいところであったが、無振りの場合ウオノラゴン/パッチラゴン/耐久振りドラパルトが普通に耐えてくるので最大火力の流星群を採用した。

ヒトム/ミトム/ジバコイル/ポリゴン2あたりにはほとんど何もできないのでその辺りは注意して使った。

 

最凶のポケモン

 

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ドリュウズ@ラムのみ

性格:いじっぱり

特性:すなかき

技:アイアンヘッド/じしん/ロックブラスト/剣の舞

調整:185-189(132+)-102(172+)-×-85-134(204)

A:ダイアース-無振りダイマックスエースバーンに93.5〜110.9%(62.5%)

HB:陽気珠エースバーンのとびひざげりダイマックス状態で93.7%耐え

S:準速ギャラドス抜き

 

モグランダー。ニンフィアやドラパルトが作ってくれた隙を逃さず剣の舞を積み全抜きを狙っていける崩し枠として採用。正直ダイロックを撃つタイミングがシビアすぎてあまり使いこなせなかったし、ミトムに有利を取れない分かたやぶり採用、またその他のポケモン(重めのヒトムに有利を取れるドサイドンなど)を模索するべきであったが時間が足りなかった。Bに割いている分ある程度の物理耐久はあるが、後出しDLポリゴン2には逆にサイクル不利を取られ、ダイマしても疲弊してしまう印象が強かった。刺さる時には刺さった。

 

【苦手なポケモン

ヒートロトムウォッシュロトム

・ヌオー

トリトドン

・竜舞ドラパルト、物理珠ドラパルト

・鉢巻ゴリランダー

・ダイサンダー持ちエースバーン

・ピントレンズトゲキッス 

 

【基本選出】

初手:スカーフエースバーン/襷ドラパルト

その他:残り4匹で試合展開上有利を取れそうな2体

例えば、

 

エースバーン、ギャラドスケア→ギャラドス

トゲキッスポリゴン2ケア→ジバコイル

悪ウーラオス、ドラパルトケア→ニンフィア

おにびでんじは起点から展開できそう→ドリュウズ

 

といったような感じで選出している。

また、水ウーラオス×エースバーンと対面してしまった場合、こちらの選出がエスバ/ニンフ/ギャラなら、

エスバとんぼ→ギャラですいりゅうれんだ受け→かみなりパンチケアでニンフィア引き→ハイパーボイスないし交代読みor相手が引く→再展開

といった動きも時々した。早々に選出を公開してしまうので多少抵抗はあったが、ダメージを最小限にという意識の下では仕方ない時もあった。

 

【終わりに】

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本ロムTNふとん 595位(R1939)

サブロム TNココ 190位(R2016)

 

S9お疲れ様でした。9月から就活等々にちゃんと向き合うつもりなので、ポケモンやる頻度は落としますが新環境でも変わらずレート2100/最終二桁以上を目標に頑張ります。また、運負けツイート、露骨な批判ツイートもあまり見てて気分にならないと思うのでそちらも控えて心に留めておきます。終盤不快に思った方々がいましたら大変ご迷惑をお掛け致しました。すみませんでした。

 

これまでのシーズンで特に一緒に戦ってくれたドラパルト、エースバーン、今回は最後控えに下がりましたがゴリランダーには感謝しかないです。技は当てて欲しいですけどね!しばしのお別れです。

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ここまで読んでくださりありがとうございました!

 

一応ラスト数時間は使いませんでしたがもう一つパーティ使ってましたので置いときます↓

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