みなさんこんにちは、ふとんです。
今回は冠環境以後僕が好んで使っているポケモンのうちの1匹である霊獣ランドロス
についてお話ししていきます。
このうち、いま注目しているのが【耐久に振った性格意地っ張りの霊獣ランドロス】です。
このランドロスの明確な強みとして、以下の二点が挙げられます。
・崩し性能の底上げ
→どこまで振るかにもよりますが、少し振るだけでも無振りDM(=ダイマックス)珠エースバーンをダイジェット×2、H252振り珠サンダーに対してダイロック+砂ダメ+珠ダメで倒せたり、さらにほぼ振り切るとHBカプ・レヒレを+2ダイジェットで高乱数で倒せたりします。(ダメ計は調整案ごとに記載しておきます)
・非DMへの高い制圧力
→火力上げるんだから当たり前と思うかもしれないですが、上記のダメージ量からもわかるように相手のDMをいなした後にこちらが切り返しで目の前のポケモンを一撃で落としきれるか否か、数値受け(ポリゴン2など)の安易な受け出しを許すか否か、これは一般的なオボン剣舞ランドとの大きな差別化点です。
(最低限の)耐久を確保することでオボンのみ込で撃ち合いに強くなる、という長所はそのまま。
では、調整案を見ていきましょう。
(細かな調整意図は参考記事をご確認ください)
オボンランド
①196(252)-187(36+)-134(188)-x-101(4)-115(28)
地震 空を飛ぶ がんせきふうじ 剣の舞
他でもない、S14で僕が使用していた型ですね。
最近は最強実況者くろこさんの動画にも取り上げて頂いてとても嬉しかったです。
動画→https://youtu.be/dYcNzLNz3sI
火力は陽気A252ランドロス(実数値197)よりやや落とした程度の火力を持ちつつ、物理受けとしての役割も十分果たせる耐久を持たせた調整。
エースバーンは珠ダメ込みダイジェットで確定、無振りサンダーも珠ダメ込みダイロックで93.7%で落ちる。雪崩やエッジではなくがんせきふうじを入れてるのは、ダイマを切らずクッションとして活躍させる場合に、裏のエースの引き立て役(=ジェットの起点にさせない、安全に上から動けるようにさせる)にもなるからですね。
あまりすばやさに割いていない分、ダイジェットを積んでもスカーフウオノラゴンあたりに抜かれてしまうのが難点ですが、体力が残っていれば一撃耐える程度の耐久はあります。
参考元
②187(180)-209(196+)-110-x-100-128(132)
③184(156)-209(196+)-112(12)-x-101(4)-129(140)
次に紹介するのはS18においてしっかりと結果を残していたオボンランドロス。
①と比べて物理耐久がなくなったぶん、攻撃にかなり振り切り、あまりで+1で最速アーゴヨンを抜ける程度のすばやさを獲得しています。
行動保証という意味では①に劣りますが、攻撃にほぼ振り切ることで抜き性能がグンと上がっています。
僕は前期このランドロスをAキュウコンの壁と合わせて擬似的に耐久を引き上げ、クッションというよりは抜きエースとして運用していました。
・ダイジェット
H244ポリゴン2を乱数2発(93.7%)
無振りドラパルトを乱数1発(93.7%)
HB特化ナマコブシを乱数2発(81.2%)
+2時: HB特化カプ・レヒレを乱数1発(87.5%)
HB特化ラグラージを乱数1発(68.7%)
H191 B148ポリゴン2に対し72.2〜85.3%(再生で受からない)
・ダイロック
H252サンダーを乱数1発(87.5%)
+2時: 無振りテッカグヤを乱数1発(81.2%)
参考元(掲載許可頂きました)
claris-bradbury.hatenablog.com
チョッキランド
175(84)-209(196+)-111(4)-x-112(92)-128(132)
<調整意図>
B<D(ダウンロードポリゴン2対策)
A
H191 B148ポリゴン2に対し
ダイナックル: 35.6〜42.9%(ステロ込みの場合47.6〜54.9%)
+1ダイアース: 53.9〜64.3%
つまりステロ込みならばナックル+アースで確定。
無振りDMサンダーに対し
ダイナックル:10.9〜12.7%
+1ダイロック:88.4〜104.2%
→ナックル+ロックで無振りDM珠サンダー確定
HD
特化アナライズジバコイルのラスターカノン確定3発(40.0〜48.0%)
無振りポリゴン2のダイアイス93.7%耐え
特化サンダーの暴風確定3発(41.1〜48.5%)
無振りサンダーのダイジェット確定3発(39.4〜46.8%)
+1時: C68振りポリゴン2のアナライズダイアイスが77.7%〜93.7%
S
+1で最速アーゴヨン抜き
上記で紹介したA209のランドロスの火力に魅力を感じ派生させたもの。役割対象は主にポリゴン2とサンダー。
ランドロスというポケモンがポリゴン2の後出しを許してしまうポケモンであることを利用し、引きまたは対面で「ダイナックル」を合わせることで相手から見えない崩しを行うことができる。
HBナットレイに対してもナックルが強く働くことが多かった。
初手で対面した場合もダウンロードでCを上げられることがないので、裏に安全に引くこともできるし、ランドロスが通っていそうなら対面ナックルから入って相手に負荷をかけていくこともできる。というのも、基本ポリゴン2ランドロス対面というのは圧倒的にポリゴン2有利であり、特攻が上がらないならポリゴン2側がダイマックスを切ってくるケースはアナライズの場合くらいだと思って良いため。
また、DL調整+とつげきチョッキを持つことでサンダーに対してある程度強く出ることができる。
弱点として相手のランドロスに対し剣の舞を絡めた崩しができないため、相手のランドロスに対しては別の回答を用意して対応すると良い。
いかがだったでしょうか。
冠環境はまだまだ続きますが、こういったメジャーなポケモン一匹でさえ開拓の余地を残しているので、楽しみ方ひとつでまた皆さん(僕含め)のポチべというか、ポケモンというコンテンツの盛り上がりが変わってくるのではないでしょうか。また何か思いついたら記事を書いてみようと思います。
おたのしみに。
ここまで閲覧してくださり、ありがとうございました。