布団に入ってひと休み。

ポケモンの構築記事を書きます。

【剣盾s12使用構築】暗黒ウーラジバコ〜鉄壁ナットは倒せない〜【最終210位/レート2027】

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はじめに

みなさんこんにちは、ふとんです。ランクマッチS12お疲れ様でした。

今期から準伝説ポケモン解禁ということで全体的にパワーが跳ね上がり、特にサンダーの理不尽な運ゲ押し付け及びダイマ時のパワーに頭を抱えた方も多いのではないでしょうか。(キッスよりはマシと考えてる自分がいる)

個人的には悔しい結果となりましたが今期はいろんな方々に構築相談・個体提供ともにさせてもらったため、感謝の意と反省も兼ねて記事を書かせていただきます。

今回の記事で取り扱う構築は最終日手前まで使っていた並び(レート2031で置いておいたもの)になりますが、補足として最後に最終日の変更点を載せておきます。

 

コンセプト

・タイプの一環切り

・ウーラオス+ジバコイルまたはステロウツロイドを絡めてでサイクルしながら、エース枠であるランドロス/ドラパルトを通しに行く

・襷電磁波ウツロイドで起点作成→ドラパルト、ランドロスで積み&全抜きにかかる

・命中安定技を中心とした技構成

・サンダー使いたくない(ただのエゴなので捨てます。これだから強くなれない) 

構築経緯

新環境における「強い並び」が正直わからなかったので、前期使用していた「悪ウーラオス+レアコイル」の並びを参考に構築を組み始めた。

Sラインの基準値がやや上がったこともあり、行動保証の若干薄い鉢巻ではなくとんぼ返りを入れたスカーフ悪ウーラオスを採用。

レアコイルはさすがに進化させてジバコイルに、サンダーやカプ・レヒレポリゴン2などの特殊への後出しを考え突撃チョッキで採用。ボディプレスを採用することでハピラッキー、HDポリゴン2等にも戦えるようにした。

上記二体の並びではエースバーンを相手するのがかなり厳しいため、クッションになりつつ剣の舞+ダイジェットの切り返し展開を作れるオボンHBSランドロスを採用。

ジバコイルにサンダー受け/切り返しまで一任するのはさすがに難しいと考えたため、サンダーに強いかつステロ+電磁波の起点作成役として優秀なウツロイドを採用。

元はハーブメテオビームとステロを両採用した型を使っていた。

ここまでウーラオス(特に水)とフェローチェ、ブリザポスに対するクッション役がいなかったため、それらの襷の線を潰しつつ交代先に確実にダメージを稼げる自然の怒りゴツメカプ・レヒレを採用。

後述のドラパルトが弱点保険型の場合食べ残しで使用していた。

最後の枠は型が読み取りにくく初手性能、詰め性能ともに優秀な竜舞ドラパルトを採用した。水ウーラオスの抑制という役割もあったが、対面不利寄りなポリゴン2カプ・レヒレあたりに本構築の取り巻きが強めなのもあって採用してみた。

不利対面の逆転、ダイマを誘発させやすい壁弱点保険型、ダイマ枯らしや様子見、場もち性能の高い身代わり食べ残し型のどちらも強かった。

 

【個体紹介】

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ウーラオス@こだわりスカーフ

不可視の拳

意地AS252B4

あんこくきょうだ/インファイト/とんぼ返り/かみなりパンチ

初手に置くことが多く、スイーパーとしても大活躍。主にドラパルトを上から殴りたいからスカーフ。環境の悪ウーラオスのほとんどが襷及び鉢巻なのかスカーフはほぼ警戒されず、easy winを取れることも少なくなかった。

汎用性を優先した型だがステロを絡めれば受けも崩せないことはなかった。

暗黒強打撃ってる時が一番ポケモン楽しい。

 

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ジバコイル@突撃チョッキ

アナライズ

控えめ 175(236)-x-150(116)-187(156+)-110-80

HB: 意地ウオノラゴンのエラがみ93.7%耐え、ダイマックス(DM)時珠エースバーンの巨大火球確定耐え(意地82.5~98.0%)

C: アナライズダイサンダーで無振りサンダーを93.7%で落とせる

ボディプレス: B無補正252ハピナスにアナライズ込で57.5~67.8%、通常ダメージ44.2~52.7%

10万ボルト/ラスターカノン/ボルトチェンジ/ボディプレス

ダイジェット1/4は今期も偉い。地面が選出段階で裏に見えている場合ほとんどの有利対面(試合序盤)でラスターカノンを押していた。ダイスチルとも相性の良いボディプレスを採用することでドヒドハピといった受けの並びにも強く、ナットレイへのせめてもの打点として役立った。

またウーラオスが絶対勝てないカプ・レヒレテッカグヤをたくさん倒してくれ、 Bに振ってる分ドラパやミミッキュにも割と強く、鉢巻ゴリランダーのグラススライダーの中継役としても活躍した。

ランドジバコ対面マジで地震飛んでこない(こっち裏ランドいるし)ので終盤いっぱい突っ張ったらいっぱい死んだ。ちなみに陽気地震ならダイマすれば耐えるので時にダイマすることもあった。(←ヤンキー)

サンダー相手にはクッションにはなれどもはね休めや熱風、怪電波充電まで考えると勝つのは難しかった。

 

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ランドロス@オボンのみ

威嚇

わんぱく 191(212)-165-141(148+)-x-100-130(148)

S: +1で準速ドラパルト抜き

地震/空を飛ぶ/岩石封じ/剣の舞

対エースバーン、ランドロスのクッション兼エース。

元々Sラインは+1でアーゴヨン抜きまでにとどめていたが、この調整のサンダーが特に多いこと、ドラパルトがやや準速寄りの調整が多く感じたことから+1で準速ドラパ抜きまで振った。

クッションで出して剣舞→ダイジェットのムーブが無難に強かった。

主にサンダーへの打点となる岩技は雪崩外しで負けた経験から岩石封じに。ただカグヤを全く削れない、ダイマ時の火力不足によるミリ耐え負けも割とあったのでこの辺は受け入れたほうがいいのかも。

 

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ウツロイド@気合の襷/パワフルハーブ

ビーストブースト(BB)

臆病 195(84)-x-67-169(172)-151-170(252+)

HB: 意地ドラパルトのドラゴンアロー確定耐え

BBでS上昇

➀パワージェム/草結び⇄アシッドボム/電磁波/ステルスロック

➁メテオビーム/ヘドロウェーブ/草結び/ステルスロック

サンダーにめっちゃ強いステロ枠。最初はハーブメテオビーム型で使っていたが構築の役割的にエースやサイクルのサポート役に徹したほうが合っていると感じたため襷電磁波ステロ型で採用。シーズン途中、ラグラージ/カバルドンの高耐久ステロ勢に対面を合わせられて何もできなくなる場面が多々あったので草結びを採用した。

この枠は終盤カバラグよりもポリゴン2が永遠に突破できない/されない場面が多発したので最終日のみアシッドボムに変更。

ナットレイにマジで何もできないのはしんどかったが、その点後述のカミツルギとの相性は非常に良かった。

 

何でレヒレウツロイドに突っ張ってくるのでしょう(タイプ上お互い様な気はする)

 

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ドラパルト@食べ残し/弱点保険

クリアボディ

陽気

➀193(236)-161(164)-96(4)-x-97(12)-191(92+)

H:16n+1(1/16回復最大効率)

B<Dダウンロード調整

最速アーゴヨン抜き

ドラゴンアロー/ゴーストダイブ/身代わり/竜の舞

 

➁191(220)-141(4)-100(36)-x-115(156)-191(92+)

HB: 陽気珠エースバーンのダイジェット93.7%耐え

HD: 壁時(もしくはDM時)臆病珠アーゴヨンのダイドラグーン確定耐え、壁時特化珠サンダーのダイジェットを95.0%で2耐え

S: 最速アーゴヨン抜き

ドラゴンアロー/ゴーストダイブ/光の壁/竜の舞

 単体最強はこの子。性能的に終盤増えたサンダーノラゴンの並びに強かった。

➀有利対面竜舞→交代してきた場合ダイマ誘発で身代わりのムーブが無難に強く、残飯が見えていない場合この動きがかなり読まれにくかった印象。また場持ち性能が高いことからサイクルとの相性が良く非常に使いやすかった。有利不利が曖昧なサンダー対面も一旦身代わりで様子見でき、珠/メガネ以外のボルチェン放電なら身代わりが耐えor素暴風避け(そんなに打たれなかった)→竜舞、ダイマターン稼ぎと比較的有利に立ち回れることが多かった。ウツロで電磁波ステロ→身代わり連打&竜舞→全抜きのムーブもたまにやったが相手が全然痺れてくれないのでやるときはほどほどに、という感じ。

➁初2000到達時及びレンタルで使ってもらっていた時の型。「ドラパ絶対環境に通ってるけどレヒレとポリ2、ついでにサンダーどうしようかな〜」と考えていたところ降ってきた光の壁弱保型で、原案はS9のHaruさんの記事を参考にさせていただきました。

有利対面竜舞→ポリレヒレ出しに対し壁→弱保発動の動きが強かった。調整は若干違いますが動きは一緒なので立ち回り等はこちらの記事を参考に。

サンダーに対しても壁貼って起点にできる(麻痺混乱ダメ絶対)のは面白かった。

 

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カプ・レヒレゴツゴツメット/食べ残し

ミストメイカー→テレパシー

図太い 175(236)-x-176(196+)-115-150-115(76)

HB: 陽気珠ミミッキュの+2ダイフェアリー(130)75.0%耐え

S: 準速テッカグヤ(61族)+2

ムーンフォース/熱湯⇄塩水/自然の怒り/挑発

 

主に両ウーラオスフェローチェ、エースバーン、ランドロス等のクッション役。

 下記レンタルではミストメイカーだが、ドラパや電磁波ウツロイドとの兼ね合いも兼ねてテレパシーに変更。・・・したものの意外と活きる場面が作れなくて悲しくなった。

このレヒレはあくまで他のポケモンたちの潤滑油になってくれればいいと思ったので、メジャーな瞑想型ではなく交代先に確実にダメージを稼げる自然の怒り+やどりぎ等の補助技を妨害する挑発型で採用。また構築単位でナットレイが重すぎるため瞑想型を採用する余裕がなかった、というのもある。

「怒り+ゴツメ+塩水」ありえん強くない?と思って使ってみたがテッカグヤにしか撃った場面なくて泣いた。後出しからウーラオスフェローチェの襷を確実につぶせること、ウオノラゴンに出してゴツメダメージ込みで縛りに行く動きは使いやすかったが、回復ソースがないため(残飯採用以外)ムンフォ→ドレインキッスにしてもよかったかなと思う。

 

【最終日のみ採用した子達】

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カバルドン@アッキのみ

砂起こし

わんぱく 215(252)-132-178(188+)-x-101(68)-67

HD: 無振りサンダーの暴風確定2耐え

地震/氷の牙/ボディプレス/なまける

個体としてはかなり強かったがランドロスの方が使いやすく、レヒレを出されるとほぼ引かなければならないのがきつかった。

来期はうまく使うよカバルドン

 

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カミツルギ@命の珠/ラムのみ⇄ヨプのみ

ビーストブースト

陽気

➀AS252H4

リーフブレード/聖なる剣/燕返し/ギガインパクト

 

➁151(132)-201-170(148)-x-51-173(228+)

HB: 意地ウオノラゴンのエラがみを93.7%で2耐え

S: 準速エースバーン(119族)+2

リーフブレード/聖なる剣/燕返し/剣の舞

 ナットレイが無理すぎて行き詰まった最終日、「ステロ+ツルギが強い」と聞いて採用してみた。その1日だけで3種類もの型のカミツルギを使ったが、耐久に振ったラム/ヨプが一番使いやすかった。ラムはカバのあくび展開やロトム等の鬼火、ヨプはウーラオスやボディプレスナットレイ、馬鹿力ゴリランダー意識での持ち物。サンダーエースバーンが相当しんどいのでその二匹に対してはステロ+珠ダイアタックが強かった。ただ練度が足りないのと、このポケモン入りでサイクルを組むならもう少し工夫が必要だった(ギロチンで圧かけるとか、)こと、性能自体は対面よりなこともあってうまく使いこなせなかった。

 

【きついポケモン

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【結果】

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※本ロムはとても載せられません

 

スペシャルサンクス】

・OKRGFの皆さん

・青月窓の皆さん(最近行けてなくてゴメンなさい!)

・僕の構築で最終2000乗ってフィニッシュ、最終日瞬間二桁まで行ってくれたふでくん

・色個体をたくさん託してくれたぐらんくん

・ドリルでメンタル鍛えてくれたおとぎんさん

・通話、レイド協力、構築相談に付き合ってくれたマキッペくん

・何かと精神的な支えになってくれたまどさん

 ・その他通話、DM等でやりとりした皆さん

・キャスを見に来てくれた方々

・最後まで応援してくださった皆さん

 

※そろそろ書ききれません

 

【終わりに】

久々に勝ち方のわからなくなったシーズンでした。

次こそ2100載せたいところですが焦らず1から自分を叩き直そうと思います。

今期もお疲れさまでした!

 

もう一個のレンタル↓

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ここまで閲覧ありがとうございました。

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