布団に入ってひと休み。

ポケモンの構築記事を書きます。

【剣盾s7使用構築】王剣ドラパガエンサイクル【最終レート2036-111位】

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こんにちは、はじめまして。

ふとんと申します。今回が記事初投稿となります。

今回初めて最終レート2000を超え、111位という結果を残すことができたのでs7の構築記事を書かせていただきました。なんと二度!記事データが消し飛んでしまってもう疲れたので、簡潔に書かせていただきます。

 

【コンセプト】

・威嚇捨てゼリフガオガエンから竜舞ドラパルトor悪巧みスピンロトムに繋ぎ、全抜きを狙う

・HP管理に気を配り、行動回数を稼ぐ

ガオガエン+ゴリランダーorギルガルドでサイクルを回しつつ、後続のドラパルトおよびスピンを通しやすくする

 

【構築経緯】

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・以前から少し使っていた【竜舞ドラパルト+威嚇捨てゼリフガオガエンの並びがs7で爆発的に増えた【エースバーン】対して比較的有利を取れると感じ、これを主軸に。

 

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・起点の要【威嚇捨てゼリフガオガエン】と相性が良く、上記2匹が不利を取りやすいフェアリータイプにも強めなサイクル枠として【みがわり残飯ギルガルド】採用

 

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・上記三匹で不利をとる【アシレーヌ】【水ロトム】【バンギラス】【ドサイドン】などに強いサイクル枠として【グラスメイカーゴリランダー】を採用

 

よって基本選出を

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とする。

 

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・構築におけるエースであるドラパルトが通しにくい【トゲキッス】【アーマーガア】【威嚇HBギャラドス】【ドヒドナットサイクル】などに対して強く、かつ【エースバーン】に強く出られる特殊DMエースとして【悪巧みスピンロトム】を採用

 

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・最後に詰めとして対面性能が高く、特に相手の物理エースに対して非DMでも切り返せる【襷カウンターエースバーン】を採用して構築が完成。

 

【個体紹介】

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ガオガエン@バンジのみ

性格:呑気

特性:威嚇

実数値:201(244)-135-139(132+)-100-127(132)-72

技構成:挑発/捨てゼリフ/嫉妬の炎/DDラリアット

調整先:HB-A-1陽気珠リベロエースバーンのとびひざげり15/16耐え

            HD-C252+水ロトムハイドロポンプ確定耐え

                   C252+ラプラスのダイストリーム(130)87.5%耐え

 

構築の主軸で、サイクル要員その1。

元々s6:12位の塩麹さんの【HDベースガオガエン】を参考に努力値を振っていたが、【リベロエースバーン】の増加に伴い、HBベースに変更した。

挑発を採用することでエースバーンメタとして増加した【HBカバルドン】を容易に起点にでき、またみがわり+積み技やその他補助技の抑止力にもなった。

従来鬼火を入れていた枠には「嫉妬の炎」を採用し、相手の【DMエースバーン】【アーマーガア】【剣の舞ミミッキュ】などによく刺さった。

フレアドライブ」を採用しておらず、自身に打点があまりないのが弱い点だが、クッションや起点作成として機能すれば御の字なのでそこまで気にならなかった。

 

 

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ドラパルト@ラムのみ

性格:いじっぱり

特性:すり抜け

実数値:189(204)-189(252+)-95-x-95-169(52)

技構成:ドラゴンアロー/ゴーストダイブ/鋼の翼/龍の舞

調整先:S:最速100族+2

 

構築の主軸で、ダイマックスエースその1。

龍の舞さえ安全に積めれば、頼れる強さを誇る。

HP回復手段が後述の【ゴリランダー】の特性によるグラスフィールドでしかできないため、その管理及び龍の舞を積むタイミングには注意を払った。

s7において状態異常撒き(【ドラパルト】【カバルドン】【ミミッキュ】【ジュラルドン】を筆頭に)が非常に増えた印象だったので、それを起点に龍の舞を積むこともできるラムのみで採用。

 

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ギルガルド@たべのこし

性格:ひかえめ

特性:バトルスイッチ

実数値:165(236)-x-168(60)-103(188+)-161(4)-83(20)

技構成:キングシールド/みがわり/ラスターカノン/シャドーボール

調整先:HB:A-1無振りナットレイのはたきおとすをみがわりが大体耐え

              S:同族意識

 

サイクル要員その2。

調整はs6:19位のナインさんのものをそのまま使いました。とても使い勝手がよかったです。

参考→http://nine-poke.hatenablog.com/entry/2020/06/01/210421

本当にタイプがただただ優秀で、相手のDM枯らしやクッションとしても非常に良く活躍してくれた。

ガオガエン】との相性補完がある程度取れており、【ガオガエン+ギルガルド】の並びで特に【エースバーン】に強く出ることができた。

攻守共に申し分なく、たべのこしを見た段階で相手に「キングシールド」の択を考えさせることができ、時と場合にもよるがそこにうまく攻撃を通せればより勝ちにつなげやすかった。

また最近の【アッキミミッキュ】はゴースト技を「かげうち」しか採用していないケースが多く、HPさえ残っていれば比較的楽に倒すことができた。

 

 

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ゴリランダー@いのちのたま

性格:陽気

特性:グラスメイカ

実数値:177(12)-177(252)-110-x-90-149(244+)

技構成:ウッドハンマー/はたきおとす/みがわり/グラススライダー

調整先:H:16n+1

            A:グラスフィールドウッドハンマー:HB特化カバルドン確定1発

 

サイクル要員その3。

エスバ入りに対し初手出しはなるべく避けた。

構築単位で重めな水や地面タイプに強めな重火力(になった)アタッカー。

元々は「こだわり鉢巻」で使用していたが、少々過剰な火力に感じたことや、技選択をミスすると相手の物理受けの起点になることも少なくなかったため、火力を維持しつつ技の撃ち分けもでき、自身の特性とも相性のいい「命の珠」に落ち着いた。

有利対面では「みがわり」か「はたきおとす」から入ることを意識した。特に【カバルドン】と対面した時、相手が居座ることも多かったので、この場合「みがわり」で相手の「あくび」を透かしながら突破→後続に「はたきおとす」ないし高火力技を入れる動きもできた。「みがわり」を見せることで型を誤認させられるのも強かった。

また、特性「グラスメイカー」のおかげでサイクルを回しつつ味方を回復させることができ、行動回数を稼ぎやすくなったのは大きなメリットだった。

陽気で運用していたが、やや素早さを落として、耐久に振ればさらに強かったかもしれない。

 

(追記)いじっぱりHAベースの調整案ものせておきます。

193(140)-188(204+)-111(4)-x-91(4)-125(156)

グラスフィールド下グラススライダー:ドリュウズ地震耐え調整HB水ロトム確定一発

                  H252連撃の型ウーラオス確定一発

 

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スピンロトム@するどいくちばし

性格:ひかえめ

特性:浮遊

実数値:135(76)-x-137(76)-161(172+)-129(12)-128(172)

技構成:ライジングボルト/エアスラッシュ/鬼火/悪巧み

調整先:C:ダイジェットで無振りエースバーン乱数1発(75%)

              S:準速75族+1

              HBD:余り(なるべくBに厚く)

 

ダイマックスエースその2。流行りの扇風機。

対エースバーンも意識してHBに少し振り、基本はなるべくCSに振った。

Sラインは+1でエースバーンを抜けるかつ、似た調整の【トゲキッス】を意識し、準速75族を抜けるところまで振った。このおかげでDM後に【スカーフパッチラゴン・ウオノラゴン】の上を取って「おにび」を入れたりできた場面もあった。

そこまで耐久があるわけではないため、この型の場合あまり無理してわるだくみを積まない方がいいように感じた。

新たに獲得した「ライジングボルト」が基本DMを切るこのポケモンと相性が良く、DM後にも相手に火力を押し付けることができた。

また悪の波動を切って「おにび」を採用し、DM後に残った【ミミッキュ】や【ドリュウズ】といった物理アタッカーの火力を下げる役割を持たせた。

タイプの変わった【エースバーン】に対してもこのおにびはよく刺さった。

また、相手の選出画面に【リザードン】がいた場合、ほぼ初手に出て来てDMを切ってきたため、初手にこのポケモンを合わせて応戦した。

 

 

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エースバーン@気合の襷

性格:陽気

特性:リベロ

実数値:159(28)-168(252)-110(116)-x-96(4)-168(108+)

技構成:飛び膝蹴り/アイアンヘッド/ふいうち/カウンター

調整先:HB:陽気鉢巻ドラパルトのドラゴンアロー確定耐え

             S:最速100族抜き

 

要検討枠兼今回の相棒枠。型の関係上、サイクルにはあまり参加しないため本構築における選出率は低めだった(相...棒...???)が、対面構築に対してはかなり強かった。

HBにそこそこ振っており、【陽気珠ミミッキュ】のゴーストダイブ+かげうちも耐える。

カウンターをもっているので、相手の物理ダイマエースに対して(ケアされなければ)有利に戦える。上位ではケアされることが多く、一時期アシレーヌにも不意をつける「ダストシュート」を採用していたが命中不安が鼻につき却下。ケアされることを加味しても、このポケモン自体が様々な択を押し付けられるので、性能としては十分だった。

一番この動きを通しやすいのは初手DMスピンロトム+で選出した時であった。

 

【苦手なポケモン

ヒートロトム

弱点をつける技が無く、少しずつ削るしかない。

ナットレイ組まれるとさらに厄介なので、削り役としてエースバーンを選出した場合もあった。

・威嚇ウィンディ

同じ理由かつ、半数以上が物理アタッカーであり、チョッキ持ちの場合さらに突破が困難であるため。

バンギラス+アーマーガア

ステロも巻かれることが多く、双方とも突破が難しい。

・すなかきドリュウズ

上も取られる上に耐久に振っていることが多いため、いかにDMを枯らすかがカギ。枯らしてしまえばゴリランダーのカモになる。

・ストリンダー(追記)

型にもよるが、対面で相手できるのがドラパルトしかいないので、ほっぺすりすりないしばくおんぱをうまくかわす必要がある。(この点を踏まえ、ゴリランダーに10万馬力の採用を検討した)カバルドンともよく組まれていたのがさらに厄介だった。

・パッチラゴン

いたら絶対出てきます。威嚇を入れるか、ドラパの龍舞をいかに早く積んでおくかが鍵。

エースバーンを取っておけばカウンターで倒せます。

ステルスロック(技)

撒かれただけで相手のポケモンが一匹増えたようなもの。ってくらい刺さるので警戒したほうがいいです。

 

・・・エースバーンの枠ドリュウズで良かったですね

 

 

【選出パターン】

基本的にはDMエースのどちらを通すかを先に考え、そのエースが通りにくいポケモンに対して強めな補完(サイクル)枠を選出するようにしている。その時々で選出はコロコロ変わるが、一応意識していたことを載せておく。

 

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(基本選出。キッス入りにはギルガルド初手が多い)

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(みずタイプorドリュウズ入りに対して。サイクルではなるべくゴリランダーを有利対面にすることを意識。)

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(オーロンゲやラプラスなど、壁貼りポケモンがいる場合。詰めとしてDMドラパルトを通す。)

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(リザードン入り、相手が初手DMをしてくる並びにはほぼこの選出をした。スピンロトムで初手DMを合わせ、相手の詰めとして残るミミッキュドリュウズ、エースバーンに後続で応戦した。この場合相手の襷エースバーンやみがわり鬼火HBドラパルトには本当に苦戦したので、終盤ガオガエンを絡めることもあった。)

 

【おわりに】

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最終レート2036/111位、TNふとん

剣盾からガチ対戦(レート戦およびランクマッチ)を始めて数ヶ月でこのような結果が出せたのはとても嬉しかったです。あと少しで二桁・・・というところでしたが、今回は納得のいく結果を優先して前日夜の時点で撤退していました。

来期からシーズンがガラリと変わりますが、僕は7月はあまり潜らず(リアルも少し忙しくなるので)、様子を見ていようと思います。

これを期に次回以降は安定した成績、欲を言えば最終二桁以上を目指して頑張ってみようと思います。

 

ここまでご覧いただきありがとうございました。

 

 

 

 

(次回以降は推しポケとともに高みを目指します)

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